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お通夜・ご葬儀の様子 2020年08月17日(月)

美しき青の夏空へ

開催地:

こんにちは、平安会館 東木曽川斎場の照井と申します。

 

先日、大切なご葬儀式のお手伝いをさせていただきましたので、その様子をお伝えいたします。

祭壇の様子でございます。こちらはお花で祭壇を作り上げる花祭壇の「ひいらぎ」です。

大きなハートに包まれたデザインが魅力的な祭壇となっています。

式場の様子です。家族葬に特化したつくりになっていますので、広すぎない式場で、お近い方々とゆったりと過ごしていただけます。式場の後方はすぐ控室になっておりますので、故人様ともお近い場所で皆様寄り添っていただけます。

通夜式の様子です。

葬儀式当日のお供え物でございます。大切な仕事道具や趣味のもの、好きだったもの、たくさんの思いが詰まっております。

大工の棟梁としてたくさんの家の建築に携わってこられたお父様。大切な仕事道具の墨つぼをお持ちいただきましたのでお飾りしました。

私どもからはトンカチ、それから趣味で畑での野菜づくりやお花を育てるのに夢中だとお聞きしましたのでスコップとじょうろを色紙で作成させていただきました。

ご葬儀式の様子です。

表白のお読み上げでございます。法名を授かられます。

式ののち、お別れの時間となります。皆様にはたくさんのお花や折り紙、好きだったものをお柩に手向けていただきました。

五月五日には新聞紙や広告紙で折った兜をかぶせてもらって楽しそうにしていたとのこと。折り紙で折った兜はちょっと小さいですが、ちょこんとお頭へ……。

その後、少しの思い出話を織り交ぜながら、火葬場へ向かわれました。

帰ってみえたのち、初七日の繰り上げ法要となりました。

「大工の仕事をしている時よりも畑での姿の方が楽しそうだったわ」と微笑みながらお話しくださったご家族様。きっとお父様は仕事も趣味もとても楽しんで過ごしていらっしゃったのでしょう。

お写真と変わらない穏やかなほほえみを浮かべながら、お浄土へ向かわれました。

向かう先でお連れ合い様と仲良く笑い合いながら過ごしていますように。

 

ご家族様におかれましては二日間大変お疲れ様でございました。お手伝いさせていただいたご縁に深く感謝いたします。昨今、難しい状況でもあります。どうかお疲れの出ませんようにお身体ご自愛くださいませ。

 

 

平安会館 東木曽川斎場 照井寧々

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