絆ブログ

お通夜・ご葬儀の様子 2020年08月23日(日)

「大丈夫。だから笑っていてね」

開催地:

さわやかな夏空の広がる季節となりました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

こんにちは、平安会館の照井と申します。

この度、今伊勢斎場にて大切なご葬儀のお手伝いをさせていただきましたの、その様子をお伝えいたします。

こちらは「珊瑚」というお花で飾る祭壇でございます。お花が好きで、大切にお世話をしていらっしゃった故人様。

特にピンク色が好きだったとのことです。たくさんのピンク色が、故人様の写真を、式場を彩りました。

お柩の上も、ピンクを基調としたお花束が飾りました。

通夜式の様子です。

ご家族の皆様、ご参列の皆様の心からのご焼香でございます。

葬儀にお越しになることが難しい遠方のご親族様方からもお花を頂戴いたしました。

通夜葬儀と、ご家族様がたくさんのお供え物を用意されました。甘いものが好きだった故人様のために、果物やお菓子、焼き菓子など様々です。

そのすべてをお飾りさせていただきました。なかなか食べることが難しくなってしまったとのことでしたので、きっと食べきれないほどのお供え物に故人様もびっくりされているかもしれません。

けれどきっと、とても喜んでいらっしゃると思います。

ご葬儀の様子です。

戒名を授かったのち、皆様方よりご焼香いただきました。

葬儀式後、お柩の蓋を開きまして最後のお別れの時間でございます。

お花や折り鶴、たくさんのお菓子や甘いもののお供えを皆様よりお手向けいただきました。また、最後の対面のお時間となりますので、たくさんのお言葉を皆様かけられました。

名残惜しいお気持ちもありますが、お浄土へ安らかに向かっていただけるように、ゆっくり休んでいただけるように、願いを、祈りをこめて、最後にお柩の蓋を静かにお閉めいただきました。

この後、火葬場へご出発され、荼毘にふされました。

戻られますと、還骨ならびに初七日の繰上げ法要をされ、2日間のご葬儀は終了いたしました。

つらいことも痛いこともあったはずなのに、いつも穏やかに微笑んでいらっしゃった故人様。もしかしたら、家族の皆様には笑っている姿を覚えていてほしい、安心してほしいと思っていたのかもしれません。きっと寂しい日々も続くかと思います。けれど、どうか思い出の中の故人様の笑顔をいつまでも忘れないでいただければと思います。

ご家族の皆様におかれましては2日間、本当にお疲れ様でございました。お辛い中にもかかわらず私どもにも優しくしていただきまして、感謝いたします。これからも暑い時期が続きますので、どうかお身体ご自愛くださいませ。

 

 

平安会館 今伊勢斎場 照井寧々

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