絆ブログ

葬儀のマナー 2015年09月25日(金)

暑さ寒さも彼岸まで

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9月も終わりとなり、少し肌寒い季節となってきました。
今回は葬祭マナー・知識として、お彼岸についてご紹介したいと思います。

そもそもお彼岸には春彼岸と秋彼岸があります。
それぞれ、春分の日、秋分の日を中日として、前後3日を合わせた7日間を
「彼岸」といいます。
今月は23日が秋分の日に当たりますので、20日が彼岸入り、26日が彼岸明けとなります。

では、なぜお彼岸にお墓参りをするのでしょう。
仏教では、製紙の海を渡って到達する悟りの世界を彼岸といい、その反対側の私たちがいる迷いや煩悩に満ちた世界を此岸といいます。
そして、彼岸は西に、此岸は東にあるとされており、太陽が真東から上って真西に沈む秋分と春分は、
彼岸と此岸がもっとも通じやすくなると考え、先祖供養をするようになりました。
また、春の種まきや秋の収穫とも結びつき、自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちにもつながって、
お彼岸は大切な行事となったのです。
そんな自然信仰:自然の神々に対する信仰と仏教の教えが合わさって、日本独自のお彼岸が定着したのです。

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